のみ隊員のブログ

ばってん少女隊に関する記事を書いています。

ばってん少女隊2023 Spring 想定の遥かナナメ上ツアー 福岡・大阪・東京公演 (2023/04/01~2023/05/13)

※この記事では、背景がカラーになっている部分について、公演ごとに文章が異なっている部分があります(文章を書いていない公演もあります)。画面の(左)下にある公演切替ボタンにて内容を切り替えつつお楽しみください

(例)
これは福岡公演第1部の内容です。(2023/04/01 at Zepp Fukuoka)
(例)
これは福岡公演第2部の内容です。(2023/04/01 at Zepp Fukuoka)
(例)
これは大阪公演第1部の内容です。(2023/04/30 at 大阪 BIG CAT)
(例)
これは大阪公演第2部の内容です。(2023/04/30 at 大阪 BIG CAT)
(例)
これは東京公演第1部の内容です。(2023/05/13 at Zepp Shinjuku (TOKYO))
(例)
これは東京公演第2部の内容です。(2023/05/13 at Zepp Shinjuku (TOKYO))

※ライブ中、メモを取っていません。そのため、内容には不正確な部分もある可能性がありますがご了承ください。特にMCの細かい発言内容はニュアンスで補完しています





今回はこちらのツアーの福岡公演・大阪・東京公演に参加させていただきました。

久しぶりのワンマンライブ!!

……え? そんなことはなくないって?? それでは直近のばっしょーの流れをおさらいしておきましょう。
このツアーが発表されたのは、昨年行われた中野サンプラザワンマンライブ(2022/11/26)。そこから2023年1月~3月はみゆちゃんが高校受験のために少しお休みし、残りの5人で『GO格祈願リレーライブ』と呼ばれるソロコンが行われていました。
他のワンマンイベントだと、途中12月に『リアルばってん放送局~2022大忘年会~』なるイベントが行われてはいましたが、そちらはトーク中心のイベントだったので、「“ばってん少女隊"の"ライブ中心"の"ワンマンライブ”」となると、なんとあの中野サンプラザ以来になるんですよね。

「やっとばっしょーのライブをがっつり浴びることができる!!!!」という嬉しさとワクワクの混ざった感情を抱きつつ、私はライブへと向かうのでありました。


さて、今回のツアーのタイトルは「ばってん少女隊2023Spring 想定の遥かナナメ上ツアー」。
そうです。"想定の遥かナナメ上"なんです。何が起こるか分からない。待機列に並んでいる間も、「どんなものがくるのだろう」というドキドキを感じながら過ごします。

そうしていると、開演前の注意事項を述べるアナウンスが流れました。なんと今回は、メンバーの声でのお届けです。

……と言いつつ、一番最初の福岡公演第1部ではスタッフさんのアナウンスでした。
メンバーの楽しいアナウンスは、第2部からのお楽しみ。
第2部はあいりこの2人。
この2人のアナウンスがグダグダで……笑
希山さんの漢字の読みが若干怪しいらしく、横で読み方を耳打ちする上田さんの声がところどころで聞こえてくるのが印象的。また、読んでいるとさっきまで読んでいた行がどこだったのか分からなくなるらしく、何度も同じ行を読みかける希山さんでありました。
そんな様子を隣で見ていたであろう上田さんのほうはだんだん面白くなってきたみたいで、希山さんにつられてかややカミ気味になり、そんなグダグダなMCに笑いに包まれる会場でした。
大阪公演1部のアナウンスは、りるあちゃんとみゆちゃんでした。
りるあちゃんは噛まないぞ……と意気込んでいる様子で可愛い。でも、噛んでしまうみたいで可愛い。
みゆちゃんのほうも噛み気味で、そんなりるみゆの空気に溢れるアナウンスに、会場中がほっこりするのでした。
大阪公演2部のアナウンスは、きいなさんと瀬田さんでした。
ふたりとも安定感のある喋り方で、特に噛むこともなく順調かと思いきや……瀬田さんが少し噛んでしまいました。他のメンバーがカミカミだったのを聞いていたからか、「私は噛まないぞ!」と意気込んでいたような雰囲気も感じられて、ひと置き深呼吸をしてから原稿読みを再開。そこからは安定の瀬田さんで、淀むこともなく聞き取りやすい声でアナウンスを終えました。
東京公演ではそれまでと少し異なるところがありました。そう、「声出し解禁」です。
声出し解禁ライブでの最初の声出しは、ライブがスタートするのを待つことなく影ナレで訪れたのでした。

希山さん「本公演は、場内での喫煙 、アルコールの持ち込み、飲酒した状態での入場は、禁止とさせていただきます」
会場一同「はいっっ!!!!!!!!!!」

希山さんときいなさんがライブ観覧時における注意事項を述べるごとに、会場中が大きな返事で包まれるのです。
その様子がまるで小学校の先生と児童のようで、少し面白かったのを記憶しています。

私も皆さんに負けじと大きな声で返事を行い、声出しの予行練習を済ませるのでした。

ツアーファイナル公演の影ナレは上田さんと瀬田さん。
瀬田さんの美しい声に、ラジオMCで鍛えられた上田さんの滑舌が組み合わさり、かなり順調に文章を読み進めます。
ツアーラストにして、(私が聴いた影ナレのなかでは)一番スラスラと聞き取りやすいアナウンスなんじゃないかなあと思いつつ、2人が伝える注意事項に大きな声で返事を返しているのでした。


こうしてメンバーのアナウンスを終えて時計を見ると……残り5分!! どんなものがくるのだろうという胸の高鳴りは流れていたBGMの音量が大きくなるのとともに増大し、閉じていた緞帳どんちょうが上がることでライブはスタートするのでした。


ライブ本編

第1ブロック

御祭sawagi

幕が上がるとそこに見えたのは、塗装のないジャングルジムのようなオブジェクト。そしてその後ろに白いひも状のカーテン(ストリングスカーテン)が垂れ下がっています。
すると、御祭sawagiのイントロが始まり、会場もいつの間にか定着していた音楽に合わせた手拍子で盛り上がりをみせます。
そして歌いだしのところでカーテンの隙間からメンバーが登場。オブジェクトを使ってそれぞれがポーズをとった後、通常のダンスへと移るのでした。

そして衣装。白い衣装で、キラキラとした装飾が施されています。また、メンバーのメイクにも銀箔のようなキラキラが見えます。
この衣装が可愛い。というか、神秘的。帯の部分からスカートのようになびく布からは、メンバーカラーも見え隠れしてgoodでした。

そして先述の通り、1曲目に披露された楽曲は御祭sawagiです。
私はこの曲から、中野サンプラザのアンコールを思い出しました。御祭sawagiは、いつもならばおっしょい!をやるようなところを、敢えて"ふぁん以降の楽曲"ということに拘り、中野サンプラザ最後の曲として選ばれた楽曲です。
御祭sawagiからのスタートは「ばってん少女隊の2023年、あの中野サンプラザの続きをこれからスタートするよ! 今年の私たちもよろしくね!!」というメッセージなのかなあというふうに思いながら、エモーショナルなダンスミュージックに身体をノせるのでした。

己MYself

2曲目に披露された楽曲は、己MYselfでした。
己MYselfで私が注目したポイントは、みゆちゃん。大阪1部ではいつものようにおでこを出した髪型をしてたのですが、横に流れた前髪がなびいていて凄くかっこいいんです。曲調に合わせたキリっとした表情と相まって、存在感のあるパフォーマンスを見ることができました。

また、楽曲に合わせて照明が白くステージを包み込み点滅するように光っていて、己MYSELFの暗みを帯びたカッコ良さみたいなものが表現されていて、とても好きな演出でした。

ジャン!ジャン!ジャン!

3曲目はジャン!ジャン!ジャン!でした。
安定の楽しい曲。サビのEポーズをして全力で盛り上がります。
ジャン!ジャン!ジャン!と言えば途中の「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」の部分で何がでるのかを楽しむのも見物。
……ですが、どんなポーズをやっていたか忘れちゃいました😅
ジャン!ジャン!ジャン!と言えば途中の「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」の部分で何がでるのかを楽しむのも見物。
……ですが、どんなポーズをやっていたか忘れちゃいました😅
ジャン!ジャン!ジャン!と言えば途中の「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」の部分で何がでるのかを楽しむのも見物。
大阪公演第1部では、「なんでやねん!」のツッコミをリズムに合わせて披露。私も連番相手の方と一緒にツッコミをし合って楽しみました。
ジャン!ジャン!ジャン!と言えば途中の「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」の部分で何がでるのかを楽しむのも見物。
大阪公演第2部では、道頓堀のグリコのポーズ。大阪らしい振り付けに、会場も和むのでありました。
この曲では、フレーズとフレーズとの間に希山さんが何かひと単語発するというのがよく行われているのですが、今回は

希山さん「か た じ け な い」

と発言(煽り?)。きっと江戸らしさを意識してこの単語にしたのだと思うんですが、言葉の渋さと曲調の明るさとがアンバランスな感じがして、個人的にとても面白かったなあと思っていたのでした。

ジャン!ジャン!ジャン!と言えば途中の「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」の部分で何がでるのかを楽しむのも見物。
……ですが、どんなポーズをやっていたか忘れちゃいました😅

MC①

ここでMC。
福岡公演第一部では、ツアースタート!! の盛り上がる様子がうかがえました。
その後、それぞれがフル尺で自己紹介をし、次の曲へと進もうとします。
福岡公演第二部では、ささっと自己紹介。

上田さん「のちのち話す時間はいっぱいあるので、次に行きましょう!」

といった感じで、さらっと流れていきました。

大阪公演の第一部では、会場のお話に。

上田さん「この会場(BIG CAT)っていつぶり……? もう、4~5年ぶりくらいですよね??」

私が調べた範囲では、大阪BIG CATでのライブは2017年3月の『ばってん少女隊の、田舎娘が四大都市のライブハウスを巡るツアー【大阪大会】』(2017/03/31)以来となり、約6年ぶりの開催となるようです。5th(+FINAL1回)まである田舎娘ツアーの最初まで時が遡ることを思うと、だいぶ前になりますね。

上田さん「昔は大阪でもよくライブをしていたんですが、今回またこうして大阪に来られて嬉しいです」

こうしてメンバーの自己紹介を挟みつつ、次のブロックへと移ろうとします。

まずは自己紹介。いつもスムーズにいくところですが、今回の希山さんには少し異変が……。

希山さん「お芋を訪ねて三千里……り、り、り」
上田さん「大丈夫? 愛ちゃんバグった??」

「愛ちゃんAI説がありますからねー」という上田さんのツッコミ(?)もありつつ、仕切り直し。3回目くらいでようやくいつも通りスムーズに言えていたように思います。


さて、自己紹介が終わって直後にいつものやつ。

上田さん「『想定の遥かナナメ上♪』ツアー大阪公演第二部始まりました~~!!!」

ここでOiSaのメロディー通りにツアータイトルを言うのが恒例となっているのですが、ここで何かを思い出した上田さん。

上田さん「きいな、影ナレの『想定の遥かナナメ上♪』、めっちゃ下手やなかった??」
きいなさん「あれはちょっと……笑」

「きいなもバグってたねー? きいなもAI??」というふうな話になりつつ、次の曲へと移ろうとするのですが……

声出し一発目のMC。
メンバーの名前を叫んだりなどと、会場の各地から声援が飛び交います。その様子を見て嬉しいそうな6人。

上田さん「すごい……。皆さんこのライブの前に声出ししてきたんですか!?!?」
会場「はーい!!」

上田さんがこんな質問をしたくなるくらいには、会場のいたるところから大きな声が聞こえてきました。

そして自己紹介。いつも通り下手側からスタートなのですが……

きいなさん「ばってん少女隊オフィシャルサポーター 春乃きいなです!」
会場「「「きいなーー!!!!!!!!!!!!」」」

一人一人自己紹介をするたびに各地から怒号のように名前が聞こえてくるんです。コロナ渦では考えられなかった声援を聴きながら、私は会場の暖かさのようなものを感じました。
私も実際に叫んだのですが……ここで名前を叫べる大いなる喜び。日頃から溜め込んでいたばってん少女隊に対する愛をぶちまけるかのように叫び、その愛を自らの声に乗せてメンバーの元まで届けられる嬉しさを噛みしめていたことを覚えています。


そして全員の自己紹介が終わりと、きいなさんが話を切り出します。

きいなさん「そういえば理子、今日楽屋でめっちゃ緊張してなかった?」
上田さん「そうなのよ……。いつもはこんなに緊張せんのやけど、声出し解禁って思うと変に緊張しちゃって…——お弁当二口しか食べれんやった……」

上田さんが相当緊張してたことが伝わり、驚く会場。
上田さんがご飯を食べようとした時刻が本番に近かったことからも、食べ物が喉を通りにくかったようです。

みゆちゃん「私は、10:00くらいに食べたので大丈夫でした~。きいなちゃんも同じくらいの時間に食べましたよね??」
きいなさん「食べたね~~!!」

お弁当を食べた時刻が共通していることで心を通わす2人。きい×みゆ、最高です。

瀬田さん「私もライブ前緊張しちゃって……お弁当を、、、全部食べちゃいました~~😁」

「あの瀬田さんまで……!?!?」との考えがよぎったのも束の間、いつも通りにしっかりと食べる瀬田さんに一同安堵。
瀬田さんの胃袋に敬意を示して、会場からは拍手が送られるのでした。

(内容を覚えていないです🥲)

今回はステージドリンクを舞台袖に用意しているみたいで、それぞれがタイミングを見計らって舞台袖へと少しの間捌けているのですが、帰ってきたメンバーの手元にはメンバーカラーに塗られたビッグサイズのうちわが。
そこで希山さん

希山さん「うちわを持ったということは、次の曲はアレしかありませんよねー!!!!」

この希山さんの煽りに「???」となる会場。福岡公演では、その気持ちを代弁するかの如く、上田さんも「今までそんな曲あったww??」と返します。
それでも「ほら、アレやんねー!!!」と、突っ走る希山さん。ここの希山さんは、希山さんの持つおっとりした面白い雰囲気が全開になっていて、私の心は和むのでありました。
また、大阪公演では希山さんが、拍子抜けしてしまうような雑な関西弁で次の曲を煽り、上田さんが「ほんとにそれでいけそう笑??」とツッコミをするといったやり取りが、とても面白かったのを覚えています。

第2ブロック

南風音頭

こうして会場が「何の曲をやるのだろう……??」という気持ちになりつつスタートした次の楽曲は、南風音頭

……!!! なるほど~~!!!!
この曲の振付には手をパーの状態にして左右にスライドさせたり、裏表にしたり、あるいは盆踊りのような動作があったりと、手のひらを見せるような振付が多いぶん、うちわを持って振りコピするにはぴったりな曲です。
こうして新たに"うちわ曲"となった(?)南風音頭で鹿児島の風を感じるのでした。

公演ごとに変更①

次の曲としてやってきたのは6STARS
以前聴いたときよりも心なしか皆さんの歌声が上手くなった気がして、その効果もあって楽曲がさらにカッコよく聞こえた気がしました。
次の曲は、なんとここでSTORM!
今回のツアー福岡公演の日程は、4月1日。まさしく、「桜舞う嵐が来た」と呼べるような時期に聴くSTORM!は格別のものがあります。このこともあって私は隊員さんに誘われて、舞鶴公園に花見に見に行きました。
ここで披露されたのはSTORM!
STORM!って良い曲だと思うんですよね~。歌詞に元気づけられる感じがして、自分も頑張ろうという気持ちを抱きつつ私はこの曲を聴いていました。
ここでやってきたのは6STARS。本編中の楽曲変化ゾーンその1であったこのエリアは、大阪と福岡で同様のセトリとなっていました。
メンバーのカッコいい歌声に身体をノせつつ、振りコピをして楽しむのでありました。
今回のツアーの楽曲変化が起こる箇所の声出し1曲目はスウィンギタイ

コロナ渦以後の楽曲でコールが無く、振りコピが非常に楽しい曲として知られるこの曲では、冒頭の「一つ!!」の部分やサビ前の「おっしょい!」の部分などをコールとして叫ぶ隊員さんたちの姿が見受けられました。

また、希山さんからの新たなコールの提案が。
その箇所はというと、2回目のサビのあと、Cメロに入るところからでした。

希山さん「さあ、ご一緒に~~!!!」

私「(ここにコールっぽいものあったっけ? なんだなんだ~???)」

他メンバー(歌)「FUNKちゃもん」
希山さん「もーん!」

私「(もん……?????????)」

他メンバー(歌)「本気マジやもん」
希山さん「もんもーん!」

私「(もんもーん……!?!?!?!????)」

私の頭の中には特大ハテナが浮かびつつも、希山さんに続けてコールを叫びます。

ここで面白かったのが、「もーん!」と「もんもーん!」の音程。
歌詞の「FUNKちゃもん」や「本気マジもん」の「もん」と音程と同じ音程で「もーん!」を言うんですよね。
楽しく盛り上がる雰囲気の楽曲と「もーん!」のテンションの低さにチグハグ感があって面白く、そのチグハグさに困惑しつつもコールを打つのでありました。

ここでの東京公演第2部は、ありがとーとを披露。
ありがとーとといえば、私は中野サンプラザでのアンコールで行ったものを思い出します(なお、ありがとーとの披露はこのとき以来となります)。
あのときは中野サンプラザが埋まったことに対する感謝の気持ちもあったのかなと思うのですが、今回のものはツアーファイナルまで完走したことについて「ありがとーと」という意味なのかなあと想像しながら聴いておりました。

さがしもの

そうこうしているうちに内側に向いて円になるフォーメーションを組み、始まったのはさがしもの
安定の楽しい振りコピで、会場も非常に盛り上がります。

間奏の「Sをつくりましょう~!!」の部分。
福岡公演ではいつも通りSを作りました。今日もきいなさんは可愛いなあ。
間奏の「Sをつくりましょう~!!」の部分。
福岡公演ではいつも通りSを作りました。今日もきいなさんは可愛いなあ。
間奏の「Sをつくりましょう~!!」の部分では……

きいなさん「今日は……!?!?? 道頓堀のあの人~~!!!!!」

きいなさん可愛い……。というわけで、道頓堀の戎橋横にあるグリコのおじさんのポーズをするメンバーを見て、大阪を感じるのでありました。

間奏の「Sをつくりましょう~!!」の部分では……

きいなさん「いっぱいナデナデして~~!!! ビリケンさん!!」

ナデナデさせてください。
メンバーがビリケンさんの銅像のようなポーズをし、私たちもそれに呼応するのでした。

間奏の「Sをつくりましょう~!!」の部分では……

きいなさん「TOKYO♡ 東京!!」

半年前の中野から始まったSポーズの変化球バージョンも、すっかり定番に。
このポーズでは自分が何の文字を担うのかすぐに分からずに慌てていたみゆちゃんがとても可愛かったです。

間奏の「Sをつくりましょう~!!」の部分では……

きいなさん「FINAL! ファイナル!!」

FINALは5文字なので一人余るのですが、そこで最も上手に立っていたりるあちゃんが全力疾走のポーズ🏃‍♀️をして、ツアーを駆け抜けていくことを表現します。
あのりるあちゃん、可愛かったなあ……☺

公演ごとに変更②

そして次の曲は……
ここで来ましたおっしょい!
さがしものからのおっしょい!って運動量激しすぎませんか……。最新の曲でも昔の曲でも同じくらい盛り上がることができるばってん少女隊、最高だぜ……。
さがしもので右腕を高く挙げたあとに始まったのは、ばってん少女。
キターーーー!!!!! 私がライブで聞きたい曲ランキング上位に君臨するのがこの曲なんです。
ばってん少女隊の最初のシングルの表題曲であり、一番最初の楽曲と言ってもいいこの曲と、最新アルバム『九祭』に収録の さがしもの には共通する部分があります。それは、右腕を高く挙げる振付があること。
新旧の“右腕曲”が連続で披露され、私の気持ちの高揚はMAXへと登り詰めるのでした。
次にやってきた楽曲は……フレ!フレ!フレンズ!!!
おっしょいのシングルに収録されていること曲ですが、私はたまたまシャッフル再生にひっかかることがなく、個人的には存在を忘れてしまいつつあった曲なんですが……すっごく楽しかった!!!!
だって、明るい曲調でばってん少女隊の皆さんに応援していただける曲なんですよ!!! 最高じゃないですか!!

曲の終盤に「頑張れーーー!!!!」と叫ぶパートがあるんですが、その姿が全力で、心の底から応援されているような気持ちになりました。
……よし、私も頑張ろう。いつだってボクはキミの味方。

続いてやってきた曲はますとばい。
これまた盛り上がる曲がやってまいりました!! サビの「くるくる~~」の部分で腕を回し、会場も盛り上がりました
さがしものの振りコピや、サビ直後の部分にある声出しで気持ちよくなったところで始まったのはおっしょい!
ありがとうございますありがとうございます🙏🙏

ばってん少女隊の楽曲は、アルバムでいうとますとばいBGMにはコールが既に付いているものの、ふぁん九祭はコロナ渦以降にリリースした楽曲で明確なコールが付いているものはあまりありません。つまり、コール解禁公演で最初に披露された"既に明確なコールが付いている曲"として選ばれたのがおっしょい!だったというわけです。
流石は、安心と信頼のおっしょい!
今までコールを知っていても声を出せなかった約3年間。間奏の瀬田さんの「おいさー!!」のコールに対し、ペンラを掲げることでしかレスポンスをすることができなかった3年間。その月日で溜まり溜まったものを吐き出すかのように「おいさー!!」と叫んだときの感動はひとしおだったことが胸に刻まれています。

東京公演第2部でも、ここはおっしょい!を披露。

1部でも感じたものの繰り返しにはなるんですが、瀬田さんの「おいさー!!」にレスポンスができることの喜びは大変強いものがありました。
今まではルール上、声を出せなかった。それが、今回の公演で声を出してレスポンスをすることで、「ステージと客席が繋がり合ったな」という感覚を強く感じました。
もちろん、声を出していない方が繋がっていないわけではないですが、私は声出しをすることでより一層強くそのような感覚を感じました。

MC②

6人でのMC

ここで再びMC。
(ここのMC内容は覚えていないです🥲 りるみゆトークに続く。)
先ほど披露されたばってん少女。では、希山さんが間奏部分で何やらご当地MIXのようなものを言っていたので、その話へ。

上田さん「あれは何を言いよったと?」
希山さん「福岡名物 明太子 博多駅のクロワッサン 並んでみたら大行列 おい!おい!おい!おい!」
希山さん「昨日考えとったんよ~~」
上田さん「私たちにも内緒にしてくれてたんです」

希山さんらしい福岡要素満載のMIXに、会場一同が朗らかな気持ちになったところで……

上田さん「次は春ツアー恒例のりるみゆトークです!!!」

先ほど行ったさがしもののグリコポーズについての話題に。

上田さん「さがしものではやっぱり大阪ということで、あの有名なグリコのポーズをやらせてもらったんですけど……さっき楽屋でりるあちゃんからポーズの伝授があったんですよ」
りるあちゃん「はい! そうなんです!!」
上田さん「私たち最初はグリコの人の手はグー✊だと思ってたんですけど、パー✋だって教えてくれたんです」
りるあちゃん「そうなんです。グリコの人は走っているポーズなので、手はパーで前向き、左脚はちゃんと下向きにしてスネは見せないようにしなくちゃいけません!!」
上田さん「私たちもそんなにまじまじとグリコの人を見たことがなかったから……ところで皆さん、グリコの人のことをなんて呼んでます? 愛ちゃんは『グリコさん』って呼んでました」
希山さん「そうよ~~」
上田さん「調べてみたら、正式名称はないらしいです笑」

上田さん「さて、次は春ツアー恒例のりるみゆトークです!!! 話すことある?」
みゆちゃん「沢山ありますよ~~!! 昨日大阪を巡った話をしますよ。グリコのポーズを説明できたのも、2人で昨日行ってきたからなんです」

先ほど披露したますとばいについて、何やら言いたいことがあるようで……

上田さん「ますとばいの間奏のところでいつも『イェーーーーイ!!!』って叫ぶところがあるんですけど、皆さん今回何言ってたか聞き取れました??」
客席「(????)」
上田さん「きいなのほうと組み合わせることで1つの単語になるんですけど、、」

普通に「イェーーーーイ!!!」だと思っていたので、何が何だか分からないなあと話を聞いていると……

上田さん「——じゃあ正解を発表しますね。正解はきいなが……」
きいなさん「『グリコ―――――――!!!!!!!』で理子が……」
上田さん「『ゲン―———————!!!!!』だったんですよ。2人合わせて”グリコーゲン”。グリコのほうはあの看板から来てるんですけど、そのあとどうしようかなあってなって、なんとなく『グリコーゲン』にしたんです。皆さん、グリコーゲンって分かりますか……??」
みゆちゃん「私説明できますよ! 脂肪を分解したときに脂肪酸と一緒にできるやつです!!」

ややドヤ顔で説明するみゆちゃん。
しかし残念、高校時代に理系の生物を学んでいた者として訂正させてもらうと、みゆちゃんが言っていたのは「モノグリセリド(またはグリセリン)」のこと。グリコーゲンの正しい説明は「グルコース(糖類を分解してできるもの)を肝臓で貯蔵しやすいように(グリコシド結合により)沢山くっつけて高分子化したもの」となります。中学理科でグリコーゲンについて習うことはほとんどないので、間違えるのも仕方ないんですけどね。

などと思いながら、私は連番相手(←農学部在籍)と顔を見合わせていましたが、ここでの注目ポイントはきいなさん。
恐らくきいなさんも間違いに気づいていたと思うんですが、間違っていると指摘することはありませんでした。これぞばってん少女隊の持つ、優しい世界。

そうこうしているうちに上田さんによる「次は春ツアー恒例のりるみゆトークです!!!」の一声。
上田さん「まだ話すことある?」
みゆちゃん「第1部の話の続きをします!」
上田さん「それって2部だけの人は分からないような感じに……??」
みゆちゃん「要約します!」
上田さん「要約!! 頼もしくなったね~!!」

ここでは先ほどのスウィンギタイの煽りについて、上田さんからのツッコミが。

上田さん「さっきスウィンギタイで愛ちゃんが新しい煽りを入れてくれてたんですけど……」
希山さん「先に相談して決めたよね~~」
上田さん「そうなんです。前もって私たちに『ここにこういう煽りを入れたいんだけどいいかな?』って相談されてて、いいかなあって思ってOKしたんですが……テンション低ない笑?????」

会場は笑いに包まれます。

希山さん「ありゃ、低かった?」
上田さん「もっと『もーん↑↑↑!!』って感じでくるのかと思っとたら、『モーン→→』って笑笑」
希山さん「『もーん↑↑↑!!』か!! 次またスウィンギタイがあったらそうするね!」

元々想定していたのは、もっとテンションや声のトーンが高い「もーん!!!」だったようです。
……私的には今のままでも面白いから良いんですけどね笑

そんなこんなのやり取りがあった後は、上田さん「次は春ツアー恒例のりるみゆトークです!!!」の一声。

ここでは第一部で話題に挙がった、おっしょい!でのりるあちゃんの煽りの話。

上田さん「おっしょい!のヘドバンのところで、りるあちゃんの煽りが『せーの(りるあ)』『ばってん!(コール)』となるように頑張ろうねっていう話を第一部でしてたんですが……、りるあちゃん、また合わなかったね、、」
りるあちゃん「そうなんです。りるあ、ちゃんと本番前に練習してそのときは成功してたんですけど……。理子ちゃんのパートで『(来るぞ来るぞ……)』って準備してたのに……、、りるあ、本番に弱いみたいです泣」
上田さん「それはダメだね」

ドストレートに突っ込む上田さん。

きいなさん「でも、声出しは今日だけじゃないし、これからもチャレンジしていけるからね」
りるあちゃん「はい! 頑張ります!!」
瀬田さん「今後ね、りるあちゃんが成功した暁には『俺、りるあちゃんが"せーの"と"ばってん"が被ってたり、"せーの"が早くて"ばってん"との間が空いてた頃も知ってるからね』ってマウント取れるからね」
上田さん「そのマウントはOKです!!(?)」

そんなこんなで、上田さん「次は春ツアー恒例のりるみゆトーク!!!」の一声。
「もうラストだね~~」なんて話しつつ、上4人のメンバーはステージ袖へと捌けるのでした。

りるみゆトーク

というわけで、りるみゆトークへ。
まずは最初に声を合わせて「りるみゆです♡」と自己紹介する2人。可愛い。

福岡公演第一部では、桜を見に行った話。

みゆちゃん「私たち昨日、舞鶴公園でお花見に行ったんです!」

福岡市の大濠公園に隣接した舞鶴公園では桜の木が植えられており、特に福岡城跡近辺では桜がたくさん咲いていて綺麗なんですよね。
そんな舞鶴公園にお花見に行った2人は、そこの出店でたくさんご飯を食べたらしく……

みゆちゃん「私はなんと、1900円も使ったんですよ~」
りるあちゃん「いっぱい食べたねー!!」
みゆちゃん「はしまきや、唐揚げ、バナナチョコなんかを食べました」
りるあちゃん「バナナチョコ? チョコバナナ? バナナチョコ?? はりるあは食べてませーん」

「チョコ」と「バナナ」の順番を気にする2人の話もありつつ、ほのぼのとした会話が繰り広げられるのでした。

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福岡公演第二部のお話は……

みゆちゃん「今日は2部なのに身体が軽いの。いつもは1部のほうが軽いことが多いんだけど……」
りるあちゃん「あ! 分かった!! みゆちゃん寝てました(笑)」
みゆちゃん「え~ 寝てないよ~~! あと3秒で着替えますよって言われて目を閉じたら……」
りるあちゃん「『みゆちゃん、大丈夫?』って訊いたら、眠そうに『うん』って言ってたよ」

これは寝ていたな……みゆちゃん👀

りるあちゃん「あの、なんだっけ、、あの頂上?」
みゆちゃん「瞬きの延長線上?」
りるあちゃん「そう! それ、りるあ分かったんです!」
みゆちゃん「でも私にはそれに首のコクンって動きが加わるの」
りるあちゃん「飛行機で隣になっても、みゆちゃんは『あーもうすぐ当たる~~』ってところでシュッと戻っていくんです! すごくないですか!!」
みゆちゃん「すれすれのプロやけん笑」

みゆちゃん「あと最近気づいたんですけど、飛行機は離陸の前に寝なきゃ負け。寝れないんです」
りるあちゃん「確かにみゆちゃんはそのイメージかも」
みゆちゃん「あと、着陸のガタガタで起きるんよね」

こうして、眠れるライオンプリンセスなお話をして、りるみゆの2人は捌けていくのでした。

ということで大阪公演では、2人で道頓堀を散策したお話。

みゆちゃん「大阪に来て、2人でGoogleマップを見ながらグリコの看板のところに行きました! 迷子になりそうになったけど」
りるあちゃん「迷子にはなってないヨッ!」

しっかり否定していくりるあちゃん笑

りるあちゃん「Googleマップがあればどこにでも行けます!」
みゆちゃん「まあ、流石にね!」
みゆちゃん「で、そのとき雨が降ってたんですよね。だから、ポーズをとることは出来なかったんです」

みゆちゃん「そのあと、たこ焼きを買いに行ったんですけど、どこに行ったんですか? りるあちゃん」
りるあちゃん「──たこ焼きを買いに行きました!!!!」

みゆちゃんはりるあちゃんにお店の名前を言ってもらおうと誘導しているのに、その誘導に乗っかることなく我が道をゆくりるあちゃんww
でも、そんな2人だからこそ、この掛け合いが面白いんですよね。

みゆちゃん「(……お店の名前(小声))」
りるあちゃん「あ! 『くくる』に行きました!!」

といったところでお時間に。たこ焼き屋さんでのお話は第2部へと引き継がれるのでした。

りるあちゃんがお水を飲みに行っている間に、みゆちゃんが第1部の話の要約をして、たこ焼き屋さん(『くくる』)でのお話に。

みゆちゃん「で、味をどうするかで迷っちゃって。テリマヨとかもあったんですけど、どんな味か分かんないじゃないですか。だから2人で塩にしたんです」
りるあちゃん「で、その塩味が──ソースの上に塩がかかってるのかなって思って注文したんですけど、塩しかかかってなくて『エッ』ってなりました」
みゆちゃん「びっくりしたんだよね」
りるあちゃん「で、店員さんに『普通のもありますカ?』って訊いたら『アルヨッ』って言われたので、ちゃんとソース味も食べました☺︎」
みゆちゃん「塩とソース、どっちが好きだった? 私はソース派だった」
りるあちゃん「うーん、、ソースも好きだったけど……やっぱり塩かな~~」
みゆちゃん「りるあちゃん、薄味好きだもんね」

こうして、りるみゆのたこ焼き談話を終えて、次のブロックへと移るのでした。

ステージ上にりるみゆの2人だけになると、会場からは「みゆちゃーん!!」「りるあちゃーん!!!!」と叫ぶ声があちこちから響き渡ります。

りるあちゃん「おぉー……」
みゆちゃん「学校みたい」
りるあちゃん「だねー」
みゆちゃん「返事は大きく!!」
会場「「はい!!!!!」」

大声で返事をする様子が学校みたいだからという理由で、熱血教師役をやるみゆちゃん。
みゆちゃんになら、もっと責められたい……

りるあちゃん「おっしょい! のヘドバンのところでりるあがなんて言ってたか分かりました?」
会場「(シーン)」
りるあちゃん「え!? ゼロ!?!?」
りるあちゃん「あそこでりるあは、『せーの』と『ばってん』が上手くいくようにしたかったんです……。でも被っちゃって……2部では頑張ります!!」

他にも、りるみゆの2人の名前コールについて「好きに呼んでください🫠」といったお話もありつつ、ライブは次のブロックへと続くのでした。

みゆちゃん「もうツアーファイナルなんだね~~」
りるあちゃん「ほんとだよ~~。早すぎて『え』って感じだよ」
みゆちゃん「『えーーー』じゃなくて『え』なんだね」
りるあちゃん「『え え え え』を1つにまとめて『え』なの」
みゆちゃん「そうなんだ」

りるあちゃん「ちょっと聞いてください!! 皆さんに話したいけど話してないことがあるんです! 初出し情報です!!」
会場「(なんだろう)」
りるあちゃん「身 長 が 2 ミ リ 縮 ん だ ん で す ! ! 老化ですか!??」
みゆちゃん「歳とったら、身長縮むと?」
りるあちゃん「久しぶりに測るから、『まあまあまあ、160cmくらいいってるっしょ!』って思って測ったんです。そしたら158cmだったんですぅ🥲」
みゆちゃん「そんなにあったらよくない?」

みゆちゃん「でも……私もこの前測ったら…………縮んでたんです」
りるあちゃん「え、その身長で縮んだらヤバくな……」
みゆちゃん「どういうこと!??(食い気味)」
りるあちゃん「ヤバくないね(アセアセ)」

身長のことになると食い気味に反応するみゆちゃん、可愛い。

みゆちゃん「入学前に測ったら152.2cmだったんですけど、入学して測ったら──言わないですけど縮んでたんです」
みゆちゃん「私の身長を訊かれたら152cmって言っといてくださいね💕」
みゆちゃん「でも……測るときにちょっと押された気がするんよね」
りるあちゃん「あるね。りるあもちょっと押された気がする」

りるあちゃん「まあまあまあ、身長は縮んだけど、気持ちはアゲアゲでいきましょう!!」

こうして、りるあちゃんが落語のオチのような締めくくり方をしつつ、次のブロックへと移っていくのでした。

第3ブロック

わたし、恋始めたってよ!

ここから演出ゾーンへと移ります。
りるみゆの2人が捌けたあと暗転し、スピーカーからはわたし、恋始めたってよ!のイントロが流れ始めます。しかし、メンバーの姿は見当たりません。

そう思っていたのもつかの間、瀬田さんが自身の歌い出しパートで背後のストリングスカーテンから登場。すると、ステージ中央上部から紫色のレーザーが(“線”と言うよりも“面”で)出現し、瀬田さんを四角錐のような形状の光で包み込みます……!!
この演出が、わた恋冒頭の静かな雰囲気にぴったりと合っていて、私はステージに釘付けになりました。
こうしてAメロの歌唱パートごとにメンバーカラーへと色が変化し、ひとりずつ後ろのカーテンから登場してくるのでした。

引き続きレーザーを使った演出が展開されていくのですが、私が注目したのは中盤のパート。「きっときみに」から始まる歌詞で、メンバーが横一列に並び自身のパートで後ろを振り返る部分です。
ここでは、各メンバーのパートごとに中央上部のレーザーから歌唱メンバーを三角形を作って照らす演出が成されていました。
ここの演出が私はすごく好きで……ここの客席はそれぞれのパートでそれぞれの色のペンライトを掲げるという動作をするのが毎度恒例となっているのですが、それと演出が共鳴していて客席のペンライトも演出の一部となるようになっていた点に、すごく感動を覚えました。
また、各色のレーザーは正三角形の底辺を6等分したような三角形になっていたのですが、最初は一つ一つの色しか投影されていなかったものが、最後の全員が光るときに6色にグラデーションされた大きな三角形を形成する姿は、集めていたパズルのピースが全部揃ったときのような爽快感を感じられて、とても印象的でした。

また、わた恋からはそれまでに着ていた衣装の上に、虹色に反射するプラスチック質のケープ(服の種類の名前)のようなものを羽織って登場。
この衣装、近くで見ると光の反射でパステルカラーのような感じにもなって、私の持つわた恋のイメージ(恐らくこれはわた恋衣装のイメージが影響している)に似つかわしい感じがしたのですが、遠くで見ると銀色に光っているように見えて、わた恋の持つ無機質な感じというか静かな雰囲気に合っていて、私はこの衣装に二度驚いてしまいました。

Bright & Breezy

そうしてわた恋が終わったあと、次に始まったのはBright & Breezy
ここでは1mくらいの手持ちの自立する光る6本のポールを使ったパフォーマンスが披露されました。なんとこれは、最初から後ろのジャングルジムのようなオブジェクトの根元に置いてあり、それまでも背景のライトとしてステージ演出に一役買っていたのです。一度で二度おいしいポール。

私がBright & Breezyで良かったなあと思うポイントは、瀬田さんと上田さんのCメロのあたり(だった気がする)の、先ほど説明したポールがオレンジから深い青紫へと上から下へ変化していくところです。これは遠くからステージを見たときに気づいたのですが、「夕焼けから夜に時間が移っていく様子」あるいは「昼と夜が交互に繰り返されて時間が進んでいく様子」を表していたと思うんですよね。
この演出からは、宮崎の砂浜で美しい夕焼けを見ながらchillするような美しい海や自然の情景が、「燃えゆく太陽に込めた祈りは 聞こえてますか天照よ今」という歌詞と共に浮かび上がる感じがしてとても神秘的な輝きを感じました。

沸く星

6本のポールをやや六角形に配置し、メンバーがその内部にいるような形で始まったのは沸く星
……沸く星の演出が素晴らしかった!!!!

まず、先ほどのポールの話。
沸く星のイントロでは希山さんと上田さんがお湯役をして、その中で他の4人が湯船に浸かっているような動作をするという振付があるのですが、希山さんと上田さんがお湯なのであれば、周りのポールは温泉の浴槽の淵に並んでいる岩のように見えたんですよね。希山さんと上田さんのポーズで湯船に浸かっていることはそのままでも理解できるのですが、このポールが6本立っていることでより臨場感が増したというか、本当に温泉に入っているんだなという感じがしました。

そして、スモーク。
一般的に今回のような照明にある程度力を注いでるようなライブであれば、光の道筋が見えやすいようにスモークを焚くことが多いわけですが、沸く星ではステージ両サイドの床から大量のスモークが噴出されていました。
さて、なんででしょう? もちろん私にも明確な答えが分かるわけではないですが、私にはそれが"湯気"を表しているように見えました。

……!!!! なるほど!!!
この演出を見た瞬間、「スモークをこんな使い方で使うなんて……!! すごい!!」という気持ちが体の中からあふれ出してきました。「スモーク=光を際立たせるもの」という図式が私のなかには成り立っていて、多くの人の頭にもそういった考えはあるのではないかと思うのですが、このライブではスモークをそのまま”スモーク”として使用した――その発想には若干のパラダイムシフトが必要だと思いますし、「そういう使い方をしようと思った演出家さん、すごいなあ」と私は演出を見ながら感嘆するのでありました。

また、レーザーの演出も良かったんですよね。
ステージ両サイドから客席に向かって白いレーザーを飛ばし、客席上空一面を白く覆うような演出があったんです。
その様子を見て私は、客席全体が温泉に浸かったような気分になりましたし、それによって沸く星の世界観に”浸かっている”ような没頭感を得ました。また、自分だけじゃなくて客席全体が包み込まれることで、(メンバーも含めて)みんなで温泉に入っているようなポカポカした気持ちにもなりました。

他にも、沸く星の歌詞に合わせて大分の地獄炊きを意識したような、濃淡のあるおどろおどろしい赤色の照明がステージを照らしていたりして、沸く星の演出はどの箇所を取っても魅了されられる演出ばかりでした。

和・華・蘭

続いて和・華・蘭
この曲は白と黒を基調とした映像がスクリーンに映し出され、中野の演出を彷彿とさせるような雰囲気がありました。
私が1年間住んでいた長崎という街とばってん少女隊の皆さんに対する思いを込めて、きいなさんの「だいすきな街を守りたい」のパートで全力で黄色を振ったりなどとしておりました。

YOIMIYA

演出ブロック、最後を飾ったのはYOIMIYA
後ろのスクリーンでは鳥居がリズムに合わせて動いたりするのですが、ここで一番好きだった演出は瀬田さんの「打ちあがる花火」の部分。
スクリーンでは打ち上げ花火が映し出されているのですが、遠くから見るとこれがなんとも綺麗なんですよね。
そして、続く「線香花火で イメトレして予行練習」のパートでは、レーザーが衣装のキラキラ部分に跳ね返って、後ろの映像に赤色のエフェクトのようなものがかかり、まさしく線香花火の儚いほのおを表現しているかのようでした。このほのおが演出家さんの意図したものなのか、それとも偶然の産物であるのかは分かりませんが、「もしも狙ってあの演出をしたのなら、流石プロだなあ。すごいなあ」と思いながらみゆちゃんの歌声に心をあずけるのでした。

両サイドから客席に向かって放つレーザーも、赤や黄色などを映しながら徐々に広がっていったりして、言葉で表すのは難しいのですが印象に残っています。

最後にMV通り円形になって床に座り込む振付をして演出ブロックが終了し、MCへと移るのでした。

MC③

上田さん「カッコいいブロックでした~~!! 衣装もチェンジしました!」

ここで、キラキラの衣装の話や、銀箔をつけたメイクの話などをしつつ……

上田さん「さて、先ほどまではカッコいいブロックでしたが、ここからは可愛いブロックになります! みなさんも可愛くなれますか?」

会場には指ハートなどをして可愛さをアピールする人たち。
こうして「みなさんも可愛くなってくださいよ」と念を押されたところで次のブロックへ。

ここでのMCは先程のりるみゆトークのお話に。
瀬田さん「みゆちゃん、さっき『飛行機のガタガタで起きる』って言ってたけど、起きてるところ見たことないよ~」
上田さん「あ~、嘘ついた?」
みゆちゃん「違いますよー。起きるけど、もう少しいけるって思うんです」
上田さん「意識は戻ってるってことね」
みゆちゃん「そうです。『よしもう一回いこう』って笑」

そして衣装の話へ。
上田さん「さて、カッコいいブロックはいかがでしたか? 衣装もチェンジしちゃいました! 可愛いよね、みゆちゃん?」
みゆちゃん「人魚!! ここ(オーロラのように光るところ)が特に」
瀬田さん「シスターっぽいって思った」
上田さん「カッコいいよね。強そう。メイクもキラキラだしね」
瀬田さん「この衣装の元になった7周年衣装が好きで、そこにキラキラした部分が足されてて可愛いんよね」
上田さん「今回、レーザーを使った演出をするってなって、レーザーが反射して衣装が引き立つようにしてもらったんです」

上田さん「さて、ここまではカッコいいブロックで、ここからは可愛いブロックに移るということなので、みなさんも可愛くなってもらっていいですか」

思い思いに可愛くなるオタクたち。

全員「可愛い~~」

といったところで、次のブロックへと移るのでした。

ここでのお話は先程のりるみゆトークについて。

上田さん「昨日、私たちもたこ焼きを食べに行ったのよ」
希山さん「理子と2人でたこせん食べたんよねー」
希山さん「わなかさんってところで、200円のたこせんに何かのトッピングをつけて250円で食べたんです」
上田さん「きいなとさくらも何か行っとったよね?」

きいなさん「私たちはお好み焼きと明石焼きを食べたんよ」
瀬田さん「美味しかったね」
上田さん「明石焼きってたこ焼きを出汁で食べるだけのやつよね?」
瀬田さん「え、なんか生地も違った気がする」
きいなさん「うん。生地もたこ焼きより卵っぽかったような……」
上田さん「え、ウソ!! (会場の)みなさん、明石焼きってたこ焼きに出汁を付けたやつじゃないんですか?」

上田さんの発言にジェスチャーで伝える関西隊員さんたち。

上田さん「ほんとや! 関西の方に凄い勢いで否定されとるわ! 私愛ちゃんに『明石焼き? たこ焼きに出汁付けたやつやけん別にいいよ』って昨日言っちゃったわ」

上田さんの明石焼きの勘違いが解かれたところで、次のブロックへ。

ここでは先程のカッコいいゾーンで披露した、沸く星の振り付けの話題へ。

上田さん「そういえば、沸く星の振付の話ってしてなかったなあって思って話したいんですけど……」

──すみません。以下、覚えてないです🥲
沸く星の振付談義について、情報募集中です。

MCに入ると、各地から名前を叫ぶ声が聞こえてきました。
ワンマンでの声出し初経験となるりるみゆの2人に対して、上田さんが名前を呼ぶように促します。

上田さん「マイクを客席に向けたら、名前を叫んでくれるんじゃない?」

こうして、りるあちゃんとみゆちゃんが順番にマイクを客席に向け、名前を叫んで貰っておりました。その様子を見た2人はなんだかとても嬉しそうでした。

また、先ほどのりるみゆトークから、おっしょい!のりるあちゃんの煽りの話に。

上田さん「第二部頑張ろうね」
りるあちゃん「練習して、頑張ります!!」

こうして次のブロックへ移るのでした。

ここでは、沸く星でのお話。

希山さん「今日理子が沸く星で笑かせてきたんです」
上田さん「いや違うのよ。あのー、どこか分からないかと思うので説明するんですけど、沸く星の最初のところで私と愛ちゃんが浴槽になってやるところあるじゃないですか。あそこです」
みゆちゃん「今日初めて沸く星で愛ちゃんの顔を見ましたよ」
希山さん「ちゃんと笑ってなかったでしょ。あそこは嫌いなものを思い浮かべて『嫌い。嫌い。嫌い。嫌い。……』って思いながらやっとる」
上田さん「それはダメよ? ちゃんと温泉に入っとることを考えてやらんと」
希山さん「ダメか笑」

希山さん「そういえば理子、沸く星で温泉になっとるときみんなのほう覗いてるよね」
きいなさん「覗かないでよー」
上田さん「違うんです皆さん、聞いてください。愛ちゃんが先に覗いてました!!」
希山さん「えへへ。でも、愛は最初だけやけん。今は覗いとらんよ」

ここで瀬田さんがボソッと「あー、浴槽になりたい」と発言。
上田さんが「あなたが一番危ないのよ」と返し、次のブロックへと移るのでした。

第4ブロック

OTOMEdeshite

「可愛いゾーン」という名目で始まったのはOTOMEdeshite。ばっしょーで可愛い曲といったら、やっぱりこれですよね。

ここではメンバーが大小さまざまなぬいぐるみを持って登場。
ダンスはほどほどに、ぬいぐるみを持ってわちゃわちゃと遊んでいるメンバーの姿に会場中が癒されます。

こうして楽しくはしゃぐメンバーの姿を見て、私はこのLIVE映像を思い出したんですよね。
youtu.be
ペンのキャップが硬くて開けらずお絵描きできなかった上田さんと瀬田さんとか、机の上に乗る風紀委員さんとか、きいなさんが自分のパートが言えずに「わぁー!!」となっているところとか、それを見て笑い崩れ落ちてる希山さんとか……色々とこの動画の魅力はあるんですが、こうしたライブ中に見せるメンバーの皆さんのはっちゃけた雰囲気が、このふぁんtasy公演でのOTOMEdeshiteと想定の遥かナナメ上ツアーのOTOMEdeshiteには通じるものがあるなあと思いました。
そして何より、2021年2月ごろにばっしょーを好きになった私にとっては、当時YouTubeに載っていたライブ映像が5周年とふぁんtasy公演のものくらいしかなく繰り返し見ていた映像だったので、私はばっしょーを好きになった当時の気持ちをぼんやりと思い出しつつ、目の前で行われるパフォーマンスを眺めていました。

それぞれが好き放題にパフォーマンスするこの曲では、予定調和でないからこそ生まれる名シーンがたくさん生まれたりして……

事件は歌いだし冒頭、希山さんのパートから起こりました。

希山さん「こぼしてもうた~~!」

歌詞の「すぐこぼしちゃう」を関西弁にアレンジする希山さん。そこから他のメンバーも関西弁で続けるんですが……これがすっごく面白くて。
無理矢理関西弁にしようとしている感じと、楽曲の可愛い感じのアンバランスさがとっても面白おかしくて、今までで見たOTOMEdeshiteの中で一番笑ったOTOMEdeshiteだったように思います。

大阪公演第1部で関西弁アレンジが加わったこの曲。
2部までの休憩時間でメンバーのなかでもブラッシュアップがあったのか、関西弁はさらに進化していました。

きいなさん「あほあほあほあほせやけどせやけどね~ん!!」

サビ直前のきいなさん(とりるあちゃん)の早口パートのアレンジはその代表的なものでした。

また、サビの「でも好き」のパートを歌うりるあちゃんが……

りるあちゃん「好きやで―――――――――!!!!!!!!!」

嗚呼……りるあちゃん、、。りるあちゃんのその言葉を聞いた瞬間、私の両腕は気づかぬうちに頭の両脇に移動しており、私は頭を抱えていました。
ピィチャ私も好きだよぅグスングスン……。りるあちゃんから放たれる剛速球の「好きやで」は瞬時に私の脳に命中し、私の脳内のあらゆる細胞を破壊せしめるのでありました。

おそらく福岡の第1部だと思うのですが……
ラスサビ前のBメロ(アイツの背中に夕焼けチャイム)。
ここで歌うみゆちゃんはしゃがんでいるんですが、そのみゆちゃんの髪の毛を希山さんが後ろからファサーっと捲り上げるんです。
この様子が面白くて、みゆちゃん自身も笑ってしまったのか歌声がやや振るえていて、面白かったのを覚えています。
ここでの希山さんは、猫のぬいぐるみを床に叩きつける様子が目撃されております。
希山さん、大丈夫かな、、。

(後のSHOWROOMで、棒だと思って叩いていたとのことが判明しました)

Dear My Blues

『可愛い曲』の2曲目は、Dear My Blues
「あ、ディアマイはばっしょーにとって”可愛い曲”のジャンルに入っているのね」とやや驚きつつ、マイクスタンドを持ってくるメンバーを眺めます。
今回のツアーではディアマイを全公演で披露したものの、それより前を遡ればりるあちゃんのソロコン(りるわーるど~はっぴぃバレンタイン~(2023/02/11))を除くと昨年の九州7ツアー鹿児島公演第1部(2022/05/29)以来となります。私自身、メンバー6人が全員揃った状態で見るのは今回が初めてでした。
マイクスタンドを使った可愛い振付に、青春の透明感をパッケージしたようなメロディと歌詞が私の中へと染みわたっていくのを感じながら、パフォーマンスを観るのでした。

MC④

ここで再びMC。
(この箇所のMCの内容は覚えていません🥲)
可愛いゾーンが終了し、隊員の皆さんも可愛かったねという話へ。

瀬田さん「最高の特典会でしたね」
上田さん「まだかわいいの? もう大丈夫ですよ…かわいくなくて」
きいなさん「そんなこと言わないで笑」
瀬田さん「ずっとかわいいんだから」

希山さん「2部のディアマイは1部と違って向かい合ってツンデレしたね」
上田さん「したねー!」
きいなさん「それって、心は通じてるの?」
上田さん「そう笑」
きいなさん「影ナレも息ぴったりやったもんね」
瀬田さん「楽屋まで笑い声が聞こえてきとったよ」

そんなこんなでラストブロックへ。

ここではOTOMEdeshiteでのお話。

上田さん「さくら、肉に告白しよらんやった!?」

曲中では、OTOMEdeshiteの歌詞「でも好き」の箇所を、マンガ肉のぬいぐるみに向かって愛を伝える瀬田さんを見ることができました。

瀬田さん「やっぱり、愛を伝えなきゃと思って笑」

そんなこんなで最終ブロックへ。

MCに入って早々、みゆちゃんに謝る上田さん。

みゆちゃん「理子ちゃんが、猫のぬいぐるみのしっぽを掴んでぶんぶん振り回してたんです! 可哀想で……」
上田さん「ふとみゆちゃん見たら、泣きそうな顔をしとって……ごめん、、」

OTOMEdeshiteの曲中ではしゃぐあまり、みゆちゃんを悲しませてしまったというお話でした。
そんなこんなで最終ブロックへ。

最終ブロックへと移るため、会場に煽りを入れる上田さん。

上田さん「残り3曲です!」
会場「「\\えーー!!!!//」」
上田さん「わ! 一旦記憶わすれてください!」

久しぶりの声出し解禁ということで、会場のこの声を聞いて「そんなのもあったなあ」と思い出した様子の上田さん。
ここで、ワンマンでの声出し初経験となるりるみゆのふたりに煽りをしてもらうことに。

りるあちゃん「残り……3曲です!」
会場「「\\えーー!!!!//」」

上田さん「もう一回記憶なくしてください! ささ、みゆちゃん」
みゆちゃん「残り、、3曲となってしまいました……」
会場「「\\えーー!!!!//」」

会場からの声に、嬉しそうなふたり。
こうしてライブは最終ブロックへと移るのでありました。

ここではきいなさんがOTOMEdeshiteEdeshiteで歌い忘れることが多いという話に。

上田さん「きいな、OTOMEdeshiteで毎回忘れるパートあるよね。ついに私が歌ったよ」
きいなさん「そうなのよ。今日もりるあちゃんと一緒に歌うところを歌い忘れちゃって、りるあちゃんに『ごめん歌い忘れちゃった』って言ったら『りるあもです~~!!』って返ってきて、じゃあ一体だれが歌ったんだろうって思ってたの」
上田さん「私よ~。もう、私しか歌っとらんくて意味わからんかった笑」
きいなさん「ありがとう~~」

きいなさん「じゃあ今度、早口パートも代わりに歌ってよ」
上田さん「いやあ、そこはやっぱりきいなとりるあちゃんのところだから笑 ……でも、レコーディングのときはきいなしか言えなかったのが、最近みんな言えるようになってきたんですよ」

こうして、6人全員が早口パートをやる流れに。
希山さんがややゆっくりになっていたような気がしたものの(きっと気のせい)、全員言うことが出来てました!

きいなさん「じゃあ、いつか代わりに早口やってね」
上田さん「“いつか”ね」
きいなさん「“いつか”か」

ここで希山さんの一言。
希山さん「大人の“いつか”は来んって聞いたよ」

こうして希山さんの名言ととともに、ライブは最終ブロックへと移るのでした。

第5ブロック

公演ごとに変更③

ラストスパート1曲目は虹ノ湊でした。
サビのワイパーで、会場中が一体となります。
ラストスパート1曲目は虹ノ湊でした。
サビのワイパーで、会場中が一体となります。
ラストスパート1曲目はOiSa
今回のツアーのタイトルは「想定の遥かナナメ上ツアー」であり、OiSaの歌詞からツアータイトルを取ってきているわけです。
そんなライブでOiSaをやることからは、様式美のようなものを感じました。
後ろの映像に、「於異差」などの夜露死苦よろしくのOiSaバージョンのようなテキストや、「想定の遥かナナメ上ツアー」の文字などが楽曲に合わせて表示されていたのが印象的です。
楽曲のラスト、博多一本締めをしたあとの最後の"OiSa"の歌詞がエコーとして広がり、余韻を持たせながらOiSaが終了するのでした。
ラストスパート1曲目はOiSa。
今回のツアーのタイトルは「想定の遥かナナメ上ツアー」であり、OiSaの歌詞からツアータイトルを取ってきているわけです。
そんなライブでOiSaをやることからは、様式美のようなものを感じました。
後ろの映像に、「於異差」などの夜露死苦よろしくOiSaバージョンのようなテキストや、「想定の遥かナナメ上ツアー」の文字などが楽曲に合わせて表示されていたのが印象的です。
楽曲のラスト、博多一本締めをしたあとの最後の"OiSa"の歌詞がエコーとして広がり、余韻を持たせながらOiSaが終了するのでした。
ラストスパート1曲目は虹ノ湊でした。
最後方から見るペンラの海が成すワイパーの綺麗さにうっとりしつつ、虹ノ湊の楽曲の耳心地の良さに身を任せていたのでした。
ラストスパート1曲目は虹ノ湊でした。
最後方から見るペンラの海が成すワイパーの綺麗さにうっとりしつつ、虹ノ湊の楽曲の耳心地の良さに身を任せていたのでした。

禊 the MUSIC

ラストスパート2曲目は禊 the MUSIC
後ろのジャングルジムのようなオブジェクトには、彩度の高い色が発色され、中野サンプラザ公演のときの演出を思い出させる雰囲気がありました。
禊のMポーズをメンバーと一緒に行い、一体感を得ました。

公演ごとに変更④

本編の最後はOiSa
今回のツアーのタイトルは「想定の遥かナナメ上ツアー」であり、OiSaの歌詞からツアータイトルを取ってきているわけです。
そんなライブでOiSaをやることからは、様式美のようなものを感じました。
後ろの映像に、「於異差」などの夜露死苦よろしくOiSaバージョンのようなテキストや、「想定の遥かナナメ上ツアー」の文字などが楽曲に合わせて表示されていたのが印象的です。
楽曲のラスト、博多一本締めをしたあとの最後の"OiSa"の歌詞がエコーとして広がり、余韻を持たせながらライブ本編が終了するのでした。
本編の最後はOiSa
今回のツアーのタイトルは「想定の遥かナナメ上ツアー」であり、OiSaの歌詞からツアータイトルを取ってきているわけです。
そんなライブでOiSaをやることからは、様式美のようなものを感じました。
後ろの映像に、「於異差」などの夜露死苦よろしくOiSaバージョンのようなテキストや、「想定の遥かナナメ上ツアー」の文字などが楽曲に合わせて表示されていたのが印象的です。
楽曲のラスト、博多一本締めをしたあとの最後の"OiSa"の歌詞がエコーとして広がり、余韻を持たせながらライブ本編が終了するのでした。
大阪公演の本編ラストは虹ノ湊
「あれ? 福岡のときとOiSaと虹ノ湊の曲順が逆になっているなあ……?? ラストにOiSaを持ってくるのがしっくりこなかったのかもしれないなあ」なんて頭の片隅で思いつつ、ワイパーをして盛り上がるのでした。
大阪公演の本編ラストは虹ノ湊
「あれ? 福岡のときとOiSa虹ノ湊の曲順が逆になっているなあ……?? ラストにOiSaを持ってくるのがしっくりこなかったのかもしれないなあ」なんて頭の片隅で思いつつ、ワイパーをして盛り上がるのでした。
ラストはOiSa
今回のツアーのタイトルは「想定の遥かナナメ上ツアー」であり、OiSaの歌詞からツアータイトルを取ってきているわけです。
そんなライブでOiSaをやることからは、様式美のようなものを感じました。
後ろの映像に、「於異差」などの夜露死苦よろしくOiSaバージョンのようなテキストや、「想定の遥かナナメ上ツアー」の文字などが楽曲に合わせて表示されていたのが印象的です。
楽曲のラスト、博多一本締めをしたあとの最後の"OiSa"の歌詞がエコーとして広がり、余韻を持たせながらライブ本編が終了するのでした。
ラストはOiSa
今回のツアーのタイトルは「想定の遥かナナメ上ツアー」であり、OiSaの歌詞からツアータイトルを取ってきているわけです。
そんなライブでOiSaをやることからは、様式美のようなものを感じました。
後ろの映像に、「於異差」などの夜露死苦よろしくOiSaバージョンのようなテキストや、「想定の遥かナナメ上ツアー」の文字などが楽曲に合わせて表示されていたのが印象的です。
楽曲のラスト、博多一本締めをしたあとの最後の"OiSa"の歌詞がエコーとして広がり、余韻を持たせながらライブ本編が終了するのでした。


アンコール

そしてアンコールへ。
1部からアンコールがあるんだなあと思いつつ、メンバーが再登場。
すると何やら楽しげな曲がスタート。
んん……?? 何か聴いたことがあるけど、なんだっけ、、……アツか夏きたばいだ!!!!!

サビ部分が好きで時々口ずさむことがあったくらいなんですが、生で聴くのは私は初でした。
それもそのはず。2019年の『TNC夏まつり~てんタマFes 2019~』(2019/07/28)からやってなかったんですよね(※セトリが判明している範囲内)。
りるみゆちゃんもやったことがなかった楽曲となります。

そんなお久しぶりな一曲ではありましたが、これがとても楽しくて楽しくて。
また、今のばってん少女隊がやっても何となくしっくりくるなあと思って聴いておりました。


続いてアンコールのMC。ここでは「久しぶりにやったね~~」というお話をしつつ、ラストはスウィンギタイ。ふぁんのアルバムの中でもトップクラスに盛り上がる曲で楽しんだところで、ツアーのこけら落とし公演は終演となりました。

福岡公演の第2部アンコール。
アンコールの手拍子が早くなっていくのを感じつつ待っていると、曲がスタートとしてメンバーが登場。そこで流れてきた曲は私の知らない曲で、一瞬「新曲……?」と頭によぎりましたが、そんな疑問も楽曲が始まってすぐの上田さんの一声で解消されました。

上田さん「超特急さんのBurn!です!! ばってんダンスで盛り上がりましょう!!」

おお~~! 超特急さん!!
超特急さんといえば、先日のタイ(JAPAN EXPO in THAILAND 2023)でばってん少女隊とご一緒し、この曲でコラボを行ったことが思い出されます(行ってないけど)。

という訳で超特急さんのBurn!の振りコピを全力でやる訳なのですが……、、身体が重たい…………。
男性アイドルさんの楽曲だからなのか分からないですが、すっごく全身の体力が必要なダンスだなと感じ、終わったあとはだいぶヘロヘロだったのを覚えています。

こうして汗をかいたところでMC。ここでは超特急さんとタイの話に触れていたのを覚えています。

ラストはばりかたプライド。
拳を天高く突き上げ会場中が盛りあがったところで、福岡公演第2部は終わりを告げるのでした。

大阪公演第一部のアンコール1曲目。
何の曲がくるのだろうと耳を傾けながら待っていると……。

「忘れない 終わらない夢と今日この瞬間を焼き付ける」

この歌いだしから始まったのは、さよならDESTENYでした。
――初めて生で聴いた……。

それもそのはず。さよならDESTENYを最後にやったのは、セトリが判明している範囲では2019年4月の城島高原パーク『JUPITER GIRL'S LIVE 2019 』(2019/04/30)以来となります。それより1つ遡ると2018年10月の『ばってん少女隊の 田舎娘3rd ~ハカタダンスホールベイベー~ 熊本公演』(2018/10/14)以来となり、約5年ぶりに歌った曲となるわけです。
もちろん、りるみゆの2人が歌うのは今回が初めて。

歌唱直後のMCでもその話題となりました。
上田さん「……懐かしい曲を披露させていただきました。5年ぶりとかになるのかな? 初めて聴いた方~✋」

会場では6割程度の方が手を挙げていたように思います(※うろ覚え)。

上田さん「少ししっとりめの曲をやらせてもらいましたが、最後は盛り上がる曲を用意しているので楽しんでくださーい!!」

こうして始まったのはスウィンギタイ
安定の盛り上がりをみせ楽しい気持ちとなったところで、大阪公演第一部はアンコールを含めて終演となるのでした。

大阪2部のアンコール。
1部ではさよならDESTENYを披露して驚いたのですが、2部はというと……HAPPYでした。

こちらもお久しぶりの曲。
私としては旧体制で最後に歌われた曲(ソロ歌唱を含む)だったことが印象深いですが、りるみゆちゃんが入ってからだと、2021年年末ワンマンライブ(『わたし、恋始めたってよ!』)の東京2部を除く3公演で歌われたのが初めてで、その後歌われていなかった曲です。

改めて聴くと……良い曲。。歌わないのが勿体ないくらいに、色々な思いが詰められた曲だなあと感じました。
そしてみゆちゃんの「ブルーに染まるのを見ていた」の歌声は、しっとりと心の奥底まで届いているように感じました。

こうしてMC。
上田さんによる「次の曲は盛り上がる曲ですよー!!」という前フリを挟みつつ始まったのはおっしょい!
曲調の落差に笑ってしまいそうになるくらいでしたが、最後におっしょい!を全力で振りコピして楽しんで大阪の一日は終わりとなりました。

コロナ渦以後初となる声出しでのアンコール。ステージ袖へ捌けきったメンバーに盛大な拍手が送られ、拍手が少し弱まってきたタイミングで一発目の「アンコール」の声がどこからか聞こえてきました。その声に次々と乗っかり、瞬く間に会場中がアンコールの声で包まれました。
私はばっしょーにハマる前を含めて声出しでのアンコールは初めてだったのですが、とても新鮮な気持ちでその様子を聞いておりました。……というか、アンコールってこんなに疲れるものだったんですね、、。

そうしてアンコールの声に誘われて、メンバーが再登場。
ここで披露した楽曲は超特急さんのBurn!。福岡公演第2部で披露してから単独では2回目の披露となります。

ここで注目したいのは、コール付きのBurn!
サビのばってんダンスをするところで動きに合わせて「オイ! オイ!」と叫ぶことの気持ち良さといったら……🤦‍♂️🤦‍♂️🤦‍♂️
加えてどこだったかは記憶が定かではないのですが、名前コールを叫んだのが非常に楽しかったのを覚えています。

また落ちサビ前では希山さんが「捧げるよーー!!」と煽りが入り、メンバーと会場が一体となって全力でケチャを捧げたのもいい思い出です。


第一部アンコールラストはばりかたプライド。拳を突き上げ、第一部ラストも盛り上がるのでした。


こうしてアンコールを終えてメンバーと手を振り合い退場。
しかし、ライブが終演したことを伝えるアナウンスが流れる気配がなく、客席も暗いままの状態が続きました。

……ダブルアンコールを誘導している!!!

そのことを察知した隊員さんがどこからともなく「アンコール」の叫び声を発し、それが会場中に広がり再びアンコールが鳴り響きます。

ステージが明るくなることでメンバー再登場の合図。
聴いたことのないイントロが流れ始め、瀬田さんがヘッドセットマイクをつけて登場しソロでダンスを行います。

しばらくして他の5人のメンバーが銀色のボールを突きながらステージ袖から登場しました。
この頃は「???」となっていた多くの方も「新曲だ!!」と気づき始めた様子でした。

というわけでダブルアンコールでは、新曲(タイトル未発表)が披露されました。
楽曲のなかの歌詞には熊本の童謡のタイトルになっている「あんたがたどこさ」が含まれており、九祭リリース後初となるこの楽曲も九州要素をふんだんに取り入れた楽曲であることが分かりました。
……これは、本当に嬉しかったですね。私はばっしょーのおかげもあって九州が大好きになったのですが、そんな大好きな九州を九祭を終えてもなおアピールしてくれるということにとてつもない喜びを感じました。ばってん少女隊の魅力はたくさんあるけれど、その要素の中には『九州に根付いている』ということが大きく含まれていると私は思うので、これからもこの方向性でやっていってくれるのは嬉しいことだなあと思いました。

メロディーや曲調のほうはというと、「可愛い×ダンスチューン」な感じがしました。
可愛さの面ではOTOMEdeshiteのような無邪気な可愛さの要素であったりとか、わた恋のようなパステルカラーのような感じ(これはわた恋の衣装に印象が引っ張られているような気がします)もしましたし、ダンスチューンの面ではOiSaのような脳に焼き付く感じのノリの良さが感じられて、これまでのばっしょーの曲の様々な要素が詰め込まれて上手に料理されたような楽曲だなあと私は感じました。また、ダンスのほうでも明らかにYOIMIYAと同じ振り付けの部分が見られたのも印象的です。

ダンス面でいうと、恐らくばってん少女隊史上初[要出典]となるヘッドセットを使用し、ボールを使ったダンスがあったことが特筆すべき点ではないでしょうか。
こうした演出があるのも、元々の童謡の「あんたがたどこさ」がボール遊びの曲であることから由来しているのでしょう。他にも「花いちもんめ」を感じさせるような振り付けもあり、童謡の遊びを意識したダンスになっていたように思いました。


こうして新曲が初披露されたあと、暗転しそのままメンバーは退場。
「ばっしょーあるある:新曲匂わせ」が発動したところで客席も明るくなり、声出し解禁ライブとなった東京1部公演は終演を告げるのでした。

第一部と同様にアンコールの叫び声で会場が包まれた後、メンバーが再び登場して流れてきた楽曲は……

Music「ちゃちゃちゃ!」

…………!?!?!?!?
このイントロは……!!! そう、アンコール1曲目にやってきたのはばってん少女。だったのです……!!
え、声出し解禁日にそんなっょっょ楽曲やるんですか!!!!?!? 正直、声出し解禁を意識してセトリを組むとして予想していたのはびびび美少女ころりんHAPPY FANTASYMEGRRY GO ROUNDあたりかなあと思っていたのですが、まさかばってん少女。がくるとは……。

私を含めたばってん少女。が大好きな方々、そして昔からばっしょーを応援している方々などがイントロを聞いた瞬間、テンションが大爆発!!!!
流石に私もこの曲のコールはあんまり予習できていなかったのですが、自分の周りにいたコールをご存知の皆さんの力を借りて叫びまくり、興奮は最高潮へと達しました。

今回のツアーのこの曲では、間奏部分で希山さんがMIXのようなものを場所に合わせて入れるというのが恒例となっていますが、東京公演では……

満員電車に揺られ〜て、お江戸を目指して、ま〜い〜る。粋でいなせな、おいら! がってん承知! オイ! オイ! オイ! オイ!

東京となるとどんな言葉になるんだろうと思ったりもしたんですが、聞いてみて納得のMIXを作り上げる希山さん、流石です。


声出しばってん少女。の気持ちよさの余韻に浸りつつMCを挟み、続いてやってきたアンコール2曲目は……ますとばい!!!

えええええ!! ここでそうきますか!! 既に楽しさで心が満たされているのに、さらにそんなことしちゃいますか!!!!
ますとばいでも名前コールを叫んだりして盛り上がり、声出し最強の2曲に気持ち良さで殴られつつツアーファイナル公演のアンコールを迎えたのでした。

ここで新情報解禁。
夏の東福Zepp『BATTEN 音楽の日~隊員と作るリクエストライブ~』開催決定!!!!(a href="https://twitter.com/battengirls_jp/status/1657340172164530180"公式ツイート[↗])
Googleフォームでリクエスト楽曲を募り、一部生バンドでの演奏もあるというこちらのライブ!!
行かない手はありません!!! りるみゆちゃんの2人が入ってから初の生バンド演奏がどうなるのか、今から楽しみです!!


そして……
ばってん少女隊 年末公演 at TOKYO DOME CITY HALL 開催決定!!!(公式ツイート[↗]
こちらのライブは、3000人規模での開催予定と上田さんの補足がありました。昨年の最大規模だった中野サンプラザがおよそ2000人だったので、その1.5倍クラスのキャパに挑戦ということになります。
ひとまず今年の目標は「残りの7か月間で中野に加えて1000人の新しい隊員さんをお招きする」ということになりそうです。
私もその目標に向けて、全力で応援させていただきます❣️



そして最後にご恒例の

上田さん「それでは以上、私たち」
メンバー「ばってん少女隊~~~」
会場「「だーーーーー!!!!!」」

今まで言えなかった鬱憤を晴らすほどの大きな声で「だーー!!」を叫び、アンコールを締めるのでした。


メンバーが退場するも、公演終了の合図となるアナウンスが流れず、客席照明も暗いまま。
……第一部と同様にダブルアンコールが鳴り響き、ステージが明るくなることでメンバー再登場の合図が出されました。


披露されたのは第一部と同じ新曲。
私はここで見るのが2度目になるということで前回よりも少し細かめにステージ見ており、色々と「良いなあ」と思った部分があったのですが、ここではその中でも一番印象に残ったものを一つだけ。

それは瀬田さんに関する出来事でした。
冒頭の瀬田さんはボールを持たずにダンスをするんですが、では瀬田さんのボールはどこからやってくるのかというと、他のメンバーが出てきたタイミングでステージ袖から飛んでくるんですよね。
……ここの瀬田さん、マジカッコいいです。

ドッジボールの強い人だけができる、あの素晴らしいキャッチ。本物です。「シュパッ」という効果音が聞こえそうなくらい。
ボールを受け取る瀬田さんを見ながら、「あんな正確なキャッチ、私にはできないよ……」と思いながら私はステージを眺めているのでした。


こうして新曲を終え、新曲に関連するリリイベ情報などが解禁されるのかな……と思いきや、メンバーはそのまま退場。
……まだまだおあずけということらしいです。続報を待て!!!

ツアーの終焉はこのような形で迎えられたのでした。


全体を通した感想

今回のライブを一言で表すなら「バランスの良いライブ」だったように思います。
ばってん少女隊には色々な良さがあります。スカコア時代の楽曲の良さもあれば九祭の楽曲の良さもある。もちろん、ふぁんの楽曲の良さもある。そして、MCにおいても、それぞれのメンバーにはそれぞれの良さがあって……。そうした様々な良さを1時間40分にギュギュっと詰め込んだ、良いライブだったなあというふうに感じました。
今のばっしょーには中野サンプラザ新規の方や、九祭新規の方など様々な方がいらっしゃるのではないかと思います。そうした方々にとって「あ、自分がハマったのはばっしょーの〇△◇なところだったけど、ばっしょーには他にも✕✕✕なところにも魅力があるんだ!」と気づいて貰えるいい機会になったんじゃないかなあと感じました。


ところで、昨年の中野サンプラザワンマンライブ(『御祭sawagi~踊れ心騒げ~』)での上田さんのMCでは、このような発言がありました。

上田理子「そしてちょっと今日ね、なんか、昔の曲を1曲もやってないんですよね。で、これ、まあ『ふぁん』以降の曲をたくさんやってて、あのこう、まあこう『九祭の世界観だから』っていうのももちろんあると思うんですけど、ずっと応援してくださっている方からしたら、『えーあの曲やんないのかな、あの曲やんないのかな』っていっぱいあるかなって思うんですけど、これは、もう、私たちが、ここを最終地点にしたくないというか、もっといっぱい、昔の曲をたくさんやれる機会もあるし、どんどん新しい曲が増えることもあると信じて、こういうライブにしたいなと思ってやったので、あの……もう、ほんとに、この楽曲たちでみなさんと一緒に御祭を作ることができて、すごく嬉しかったです。」
(中野サンプラザワンマンライブ MCより引用)

そう、

もっといっぱい、昔の曲をたくさんやれる機会もあるし、どんどん新しい曲が増えることもある

のです。

今回のツアーのセトリを振り返ってみて、私は「この言葉が嘘でなく、真実となるようにしたい」という意思があったのではないかなあと感じました。
というのも、今回のツアーでアツか夏きたばい!さよならDESTINY をやったことで、りるみゆちゃんの加入以後、新体制で一度も披露していないオリジナル楽曲(ソロ曲を除く)は以下の3曲となりました。

  • のびしろ行進曲
  • ススメ!MIGHTY GIRL
  • (まだ見ぬ明日へ)

この3曲をひとつひとつ見ていきます。
のびしろ行進曲は初期メンバー下における自己紹介ソングで、メンバーの入れ替わりがあった現在は(せめて歌詞を変えないと)できない曲。
まだ見ぬ明日へは音源化されていない未発表曲で、有明商事グループさんのCMソングとして使用されました。以前のライブでもほとんどやっていないことを踏まえても、権利関係などで少し難しい曲になるのでしょう。
ススメ! MIGHTY GIRLは無敵のビーナスのシングルに収録されている曲ですが、次の8月に行われるリクエストライブの投票の選択肢にないことを考えると、何らかのできない理由があるのではないかと推察されます。

となると、現時点で歌える曲は新体制以降全て披露したことになります。

敢えてふぁん以降の楽曲で固めた中野サンプラザ。それに対して、新体制で披露していなかった曲を披露した今回のツアー。
ばってん少女。フレ!フレ!フレンズSTORM!6STARSを複数回やったことも踏まえると、中野で言った「昔の曲をたくさんやれる機会もある」の言葉をひとつの形で成し遂げたツアーだったのではないかなと感じました。

また、東京公演では新曲が発表されました。
これもまさに、「どんどん新しい曲が増えることもある」の要素だったのではないかなとも感じました。


さて、直近のばってん少女隊はというと、昨年の(ライブ中心の)ワンマンライブを中野サンプラザにて大盛況で終えたものの、それから2023年に入ってしばらくはグループとしてのワンマンライブがない状態が続きました。
しかし、今回のツアーは「あの中野サンプラザの続きの物語をこれからスタートするよ!!」というメッセージだったように思います。少なくとも私は、1曲目の御祭sawagiを聴いたときにそのように感じました。そして今回のツアーのファイナル公演では、TOKYO DOME CITY HALLにて3000人規模のキャパのライブをすることが発表されたわけです。

2023年のばってん少女隊、ここに始めたり。

……2023年のばってん少女隊も目を離すことができません!
TDCホールという分かりやすい目標も見定めつつ、上へ上へと駆け上がっていく6人とその仲間たちの姿をこれからも応援していきたいなと思います。



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